KVM上でのWindows7に割り当てるCPUは2まで！

小一時間悩んだ挙句、わかったことをメモ書き。

KVMの上にWindows7を入れて、
CPU（割り当てるvcpu）をひとまず4にしてみたんだけど、
どうやってもWindows7側からは2個しか見えない。

どういうことなんだといろいろ調べた結果、
vcpuはゲスト側では「物理CPU」として認識されるらしい。

つまり、vcpuを2個にすれば、物理的に言えば
マザーボードにCPU2個積んでるのと一緒。

で、いろいろ調べた結果以下のサイトに答えがあった。

Microsoftのサイト（英語）

Windows 7 Professional, Enterprise, and Ultimate allow for two physical processors, providing the best performance on these computers.

Windows 7 Starter, Home Basic, and Home Premium will recognize only one physical processor.

7のPro,Enterprie,UltimateはCPU2個まで、

7のStarter,Home Basic,Home PremiumはCPU1個まで。

いまでは、複数コア、ハイパースレッド当たり前って感じだから、
そんな制限があるなんてしらなかった。

というわけで、現状Windowsの上記OSたちは
せいぜいvcpu2個しか割り与えられないという結論になる。
（ちなみに、割り当てるとデバイスとしては認識してたけど、
使われてない状態になる。宝の持ち腐れ）

vcpuを複数個まとめて、cpuは1個だけど、複数コア持ってるように
見せたり出来るようになればいいけど。

ということで、KVMの上でWindows7とか動かそうと思ってる方はご注意ください。
まぁ、変な使い方しない限りvcpu2個で十分な気もしますが。

余談ですが、2008R2とかのサーバOSならまだまだいけます。
検索すると、2008R2は論理256プロセスまでらしい。
4コア、ハイパースレッドとすると、物理32cpu？
物理の数に関する制約が出てこないのでなんともいえない。
物理はあんまり関係ない世界になってくるんだろうか。
調べてると、奥の深い世界が広がってそうな気がしました。

実際に試せばいいんだろうけど、さすがに
そこまでハイスペックなマシンはない・・・。
誰かご存知の方は教えてください。