KVMゲストのインストール(virt-install)
KVMゲストのインストール方法はいくつかあります。
1.GUI(virt-manager)でのインストール
2.virt-install(対話形式)でのインストール
3.virt-install(オプション指定)でのインストール
4.qemu-kvmコマンドでのインストール
今回は2と3を説明します。
1は簡単なのでパス。
virt-managerをインストールすれば、あとは
直感的にインストールできると思います。
ただ、virt-managerでインストールするのは
あまり良くないとか。どうダメなのかは要確認。
まずは2.virt-install(対話形式)でのインストール
2と3にはvirt-viwerパッケージが必要です。
yum install virt-viewer
対話形式でのインストールは以下のとおり。
[root@localhost ~]# virt-install --prompt
仮想マシンの名前は何ですか?
guest
どれだけのRAMを割り当てますか(メガバイト単位で)?
4096
What would you like to use as the disk (file path)?
/vmimage/guest.img
インストールCD-ROM / ISOイメージ、もしくはURLの場所はどこですか?
/var/tmp/rhel6.1.iso
ここまで入力すると別の画面が起動します。
あとは通常のOSインストールと同様です。
次は、3.virt-install(オプション指定)でのインストールについて書きます。
[root@localhost ~]# virt-install \
-n guest \
-r 4096 \
-f /vmimage/guest.img \
-s 50 \
--vcpus=2 \
--os-type linux \
--os-variant=rhel6 \
--network bridge=br0 \
--location=/var/tmp/rhel6.1.iso \
--extra-args='console=tty0 console=ttyS0,115200n8'
virt-install -h でヘルプが見れるので各オプションの説明は省略。
新しくウィンドウが立ち上がってOSインストールが始まります。
--nopraphicsを指定するとCLIでのインストールもできる模様。
ただ、途中まで進むのですが、ドライバの選択?でそこから先に進めません。
というわけで、GUIでしかインストールできませんでした。
CLIだけでインストールできると何かと便利なんだけどなぁ。
長くなってきたので、qemu-kvmでのインストールは次回で。